時間とお金を同時に増やす考え方|頑張る量を増やさず、暮らしの余白をつくる

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時間がない。
お金にも余裕がない。

子育てをしながら働いていると、
この2つの悩みが同時に出てきます。

お金を増やすために働く時間を増やせば、
家事や子どもと向き合う時間が減る。

時間をつくるために仕事を減らせば、
今度は収入が減ってしまう。

特に、発達障害のある姉妹を育てながら、
仕事、家事、学校対応、通院、支援機関との連絡をしていると、
自分のために使える時間はほとんど残りません。

私自身も、

「もっと働かなければ」
「節約しなければ」
「子どものことも、もっと丁寧にやらなければ」

と考えてきました。

でも、全部を増やそうとすると、
先に体力と気力がなくなります。

そこで最近は、ただ頑張る量を増やすのではなく、

時間とお金を同時に減らしているものを見つける

という考え方を大切にしています。

時間とお金を同時に増やすとは、
急に収入を大きく増やしたり、自由時間を何時間もつくったりすることではありません。

毎日の中にある無駄な負担を少しずつ減らし、
生まれた時間とお金を、自分と家族にとって大切なことへ戻していく。

この記事では、今の私の暮らしを踏まえながら、
時間とお金を同時に増やすための考え方を整理します。

目次

時間とお金は、別々の問題ではなかった

以前の私は、
時間とお金を別々の問題として考えていました。

時間がないなら、効率よく動く。
お金が足りないなら、節約するか収入を増やす。

でも、実際の暮らしでは、
時間とお金は強くつながっています。

たとえば、疲れて料理ができないとき。

お惣菜や外食を利用すると、
お金はかかります。

一方で、無理に料理をすると、
買い物、調理、片付けに時間がかかり、
その後の子どもへの対応力までなくなることがあります。

また、安いものを探すために、
いくつものお店を回るとします。

少しお金は節約できても、
移動時間やガソリン代、判断するための気力が必要です。

反対に、多少お金がかかっても、
ネットスーパーや宅配を使うことで、
時間と体力を残せる場合もあります。

つまり、見るべきなのは金額だけではありません。

お金・時間・体力・気力を合わせて考えること。

これが、私にとっての出発点になりました。

「安いか」ではなく「暮らし全体で得か」を考える

節約をしていると、
つい価格だけで判断しがちです。

でも、安いものが必ずしも、
暮らし全体にとって得とは限りません。

たとえば、少し遠いスーパーで
100円安い商品を買うために、往復30分かけるとします。

その30分があることで、次のようなことが起きるかもしれません。

  • 帰宅後の家事が遅れる
  • 子どもの不安定な時間と重なる
  • 疲れて夕飯を作れなくなる
  • 翌日に疲れが残る

反対に、少し高くても近くで買えば、
時間と気力を残せます。

その結果、外食を避けられたり、
子どもへの対応に余裕ができたりすることもあります。

だから私は、買い物やサービスを選ぶときに、

一番安いかではなく、暮らし全体で一番得か

を考えるようにしています。

時間とお金を同時に奪うものを減らす

時間とお金を増やすためには、
まず、両方を同時に奪っているものを見つける必要があります。

たとえば、次のようなものです。

  • 使っていないサブスクリプション
  • 何度も買い直す安い日用品
  • 管理が必要な大量の物
  • 比較に時間がかかる複雑なサービス
  • 効果が分からないまま続けている支出
  • 移動や待ち時間が多い用事
  • 毎日ゼロから考える献立や家事

これらは、一回あたりの負担は小さく見えます。

でも、毎週、毎月と積み重なると、
かなりの時間とお金を奪います。

特に大きいのは、
管理するための見えない負担です。

支払い日を覚える。
残量を確認する。
何を買うか考える。
どこに置いたか探す。
毎回同じ内容を説明する。

こうした小さな判断が増えるほど、
暮らしは疲れやすくなります。

だから私は、
増やすことより先に、減らすことを考えます。

固定費を減らすと、お金だけでなく不安も減る

お金を増やす方法として、
まず考えやすいのが固定費の見直しです。

固定費は、一度見直せば、
その後は毎月効果が続きます。

たとえば、次のような支出です。

  • 携帯電話の料金
  • インターネット
  • 保険
  • サブスクリプション
  • 銀行やクレジットカードの手数料
  • 使っていない会員サービス

毎月1,000円を減らせれば、
年間では12,000円になります。

しかも、毎回安い商品を探す必要がありません。

固定費の見直しは、
一度考える時間は必要ですが、
その後は何もしなくても効果が続きます。

これは、時間とお金を同時に増やす
代表的な方法だと思います。

ただし、保険や通信サービスは、
安さだけで決めると、必要な保障や使いやすさまで失うことがあります。

大切なのは、

暮らしを守る機能を残しながら、不要な部分を減らすこと

です。

「一度つくれば何度も使えるもの」に時間を使う

時間とお金を同時に増やすためには、
一度の作業が何度も役立つものを増やすことも大切です。

たとえば、次のようなものです。

  • 学校への連絡文のテンプレート
  • 通院時に見せる子どもの状況メモ
  • 支援機関へ説明するための家庭状況のまとめ
  • よく使う買い物リスト
  • 定番の献立
  • 書類の保管ルール
  • 毎月の家計確認表
  • ブログ記事の構成テンプレート

毎回ゼロから考えると、
そのたびに時間と気力を使います。

でも、一度ひな形をつくっておけば、
次からは少し修正するだけで済みます。

発達障害のある子どもの支援では、
学校、放課後等デイサービス、相談支援、医療機関などに、
似た内容を何度も説明することがあります。

そのたびに最初から説明するのは、
親にとって大きな負担です。

だから、

説明する内容を文書にしておく
よくある連絡は定型文にする

というだけでも、かなり時間を減らせます。

一度つくったものが何度も役立つ状態は、
時間を貯めることに近いと思います。

お金で時間を買うことに、罪悪感を持たない

ひとり親家庭や子育て家庭では、
お金を使うことに慎重になります。

私も、

「自分でやればお金がかからない」
「少し頑張れば済むことだから」

と思うことがあります。

でも、自分でやることにも、
時間と体力というコストがかかっています。

たとえば、次のようなものです。

  • 冷凍食品
  • お惣菜
  • ネットスーパー
  • 宅配サービス
  • タクシー
  • 家事を減らせる家電
  • 学習サービス
  • 外部の支援

これらは、お金だけを見ると
「使わない方が節約になる」と感じます。

でも、それを使うことで、

  • 親が休める
  • 子どもに向き合う余力が残る
  • 仕事を休まずに済む
  • 体調を崩す可能性を減らせる
  • 家庭のトラブルを防げる

のであれば、単なる出費ではありません。

時間や体力を守るための支出です。

もちろん、何でもお金で解決することはできません。

だからこそ、

お金を使うことで、どれだけ時間と余力が戻るのか

を考えるようにしています。

制度や支援サービスを使うことも、時間とお金を守る方法

時間とお金を同時に守るために、
制度や福祉サービスを知ることも大切です。

発達障害のある子どもを育てていると、
親だけで抱えようとしてしまうことがあります。

でも、利用できる制度や支援には、次のようなものがあります。

  • 放課後等デイサービス
  • 児童発達支援
  • ショートステイ
  • 移動支援
  • 行動援護
  • 相談支援
  • 医療費助成
  • 就学援助
  • ひとり親家庭向けの支援
  • 障害児に関する手当

制度や支援につながるまでには、
申請や面談などの手間がかかります。

そのため、最初は
「かえって時間がかかる」と感じることもあります。

でも、一度つながることで、

  • 親が一人で対応する時間が減る
  • 子どもの居場所が増える
  • 家計の負担が軽くなる
  • 困ったときの相談先ができる
  • 緊急時の選択肢が増える

という効果があります。

制度を利用することは、
誰かに頼りすぎることではありません。

家族だけで背負っていた仕事を、社会の仕組みに分けることです。

収入を増やす前に、「失っている収入」を減らす

お金を増やそうとすると、
新しい仕事や副業を考えがちです。

でも、その前に確認したいのが、
今ある収入や制度を取りこぼしていないかです。

たとえば、次のようなものです。

  • 申請していない手当
  • 利用していない助成制度
  • 控除できる医療費
  • 会社から受けられる手当
  • 解約し忘れているサービス
  • 高いまま放置している固定費
  • ポイントや割引の失効
  • 支払い方法による手数料

新しく月5,000円を稼ぐには、
働く時間や準備が必要です。

でも、毎月5,000円の不要な支出を減らせれば、
働く時間を増やさなくても、
手元に残るお金は同じだけ増えます。

もちろん、支出を減らすだけでは限界があります。

ただ、収入を増やす前に、
出ていくお金を整えておくことで、
新しく得た収入が残りやすくなります。

副業は「作業時間」だけで選ばない

私自身、ブログやnoteなど、
発信を収入につなげることを考えています。

ただ、副業を考えるときに気をつけたいのは、
目の前の報酬だけで選ばないことです。

たとえば、1時間働いて報酬を得る仕事は、
分かりやすい収入になります。

一方で、働くのを止めると、
収入も止まります。

ブログや電子書籍のように、
一度つくったものが後から読まれたり、
何度も販売されたりするものは、
すぐに大きな収入にはなりません。

それでも、少しずつ記事や実績が積み重なります。

私が経験してきたことには、次のようなものがあります。

  • ひとり親としての制度利用
  • 発達障害のある子どもの支援
  • 学校や関係機関とのやり取り
  • 家計や暮らしの立て直し
  • 働きながら子育てを続ける工夫

これらは、私にとっては日常です。

でも、同じことで困っている人にとっては、
必要な情報かもしれません。

だから私は、
ただ時間を切り売りするだけではなく、

今の経験が、あとからも誰かの役に立つ形をつくる

ことを意識しています。

それが将来、
時間とお金を同時に増やす土台になると考えています。

すぐに収益にならなくても、将来の時間を増やす行動がある

資格の勉強やブログ運営は、
すぐにお金になるとは限りません。

むしろ、最初は時間が減ります。

仕事と子育ての合間に勉強をする。
記事を書く。
制度を調べる。
サイトを整える。

今だけを見ると、
時間を使っているように見えます。

でも、将来、次のような可能性につながるかもしれません。

  • より条件のよい仕事を選べる
  • 在宅や副業の選択肢が増える
  • 専門性を収入につなげられる
  • 経験を記事や商品として残せる
  • 自分で判断できることが増える

そう考えると、
資格の勉強やブログ運営は、
将来の時間を増やす行動ともいえます。

大切なのは、何でも始めることではありません。

今の暮らしを壊さない範囲で、将来の選択肢につながるものを選ぶことです。

すべてを自分でやることが、節約とは限らない

母親は、家庭の中でたくさんの役割を持っています。

料理をする人。
掃除をする人。
子どもの予定を管理する人。
学校と連絡する人。
通院に付き添う人。
家計を管理する人。
子どもの気持ちを受け止める人。

さらに仕事もしていると、
一人で何人分もの業務を抱えることになります。

それでも、

「私がやった方が早い」
「人に頼むと説明が面倒」
「母親だから自分でやるべき」

と思いがちです。

でも、すべてを自分でやることは、
必ずしも家計にとって得ではありません。

親が疲れ切って仕事を休む。
体調を崩して医療費がかかる。
子どもに余裕を持って対応できず、家庭が不安定になる。

こうした状態になれば、
結果的に時間もお金も失います。

だから、誰かに頼むことやサービスを使うことは、
単なる出費ではありません。

自分にしかできないことへ、限られた時間を使うための方法です。

時間とお金を増やすために、最初に守るのは体力

時間とお金の話をすると、
効率や投資、節約の方法に目が向きます。

でも、今の私にとって一番大切なのは、
体力を守ることです。

疲れ切っていると、次のようなことが起きやすくなります。

  • 判断を間違える
  • 衝動的な買い物をする
  • 食事を作れず出費が増える
  • 仕事の能率が下がる
  • 書類や手続きを後回しにする
  • 子どもの対応で余裕を失う
  • 将来のための行動ができなくなる

睡眠や休息は、
何も生み出していないように見えます。

でも実際には、
時間とお金を守るための土台です。

親が倒れないこと。
仕事を続けられること。
必要な判断ができること。

これらを守るために、
休む時間を先に確保する必要があります。

「頑張ればできる」は、続けられる方法ではない

これまで私は、
頑張れば何とかなると思ってきました。

少しくらい睡眠を削っても。
少しくらい休みを減らしても。
自分のことを後回しにしても。

実際、短期間なら何とかできます。

でも、発達障害のある子どもとの暮らしは、
数日や数週間で終わるものではありません。

これから先も続いていきます。

だから必要なのは、
頑張ればできる方法ではなく、

頑張りすぎなくても続けられる方法

です。

時間とお金を同時に増やす考え方も、
結局はここにつながります。

無理をして一時的に収入を増やすのではなく、
暮らしを壊さずに続けられる形をつくる。

それが、長い目で見ると、
一番大きな余白につながると思います。

私がこれから意識したい5つのこと

時間とお金を同時に増やすために、
私は次の5つを意識したいと思っています。

1.毎月自動で出ていくお金を見直す

固定費やサブスクリプションを定期的に確認します。

一度見直せば、その後は時間を使わずに節約効果が続きます。

2.毎回考えていることをテンプレートにする

学校への連絡、支援機関への説明、買い物、献立、家計確認。

繰り返すものは、できるだけひな形にします。

3.お金で時間を買う基準を決める

すべてを節約するのではなく、体力や仕事、家庭の安定を守れる支出は残します。

4.制度と支援を早めに調べる

限界になってから探すのではなく、使える制度やサービスを少しずつ整理します。

5.今の経験を、将来に残る形へ変える

ブログやnoteを通して、自分の経験を誰かの役に立つ情報として残します。

すぐに収入にならなくても、将来の選択肢を増やす土台にしていきます。

迷ったときは「時間・お金・体力」の3つで考える

何かを買うとき。
新しいことを始めるとき。
自分でやるか、頼るか迷ったとき。

私は、次の3つで考えたいと思っています。

確認すること考える内容
お金いくらかかるか、長期的に得か
時間どれくらい時間を使うか、今後も繰り返すか
体力終わった後に生活を続ける余力が残るか

どれか一つだけで判断するのではなく、
3つを合わせて考えます。

安くても、時間と体力を大きく失うなら、
暮らし全体では得ではないかもしれません。

少しお金がかかっても、
時間と体力が残り、仕事や家庭を守れるなら、
必要な支出かもしれません。

まとめ|時間とお金を増やすとは、暮らしの余白を取り戻すこと

時間とお金を同時に増やすというと、
特別な方法が必要に思えます。

でも、私が今大切にしたいのは、
派手な節約や、無理な副業ではありません。

時間とお金を同時に奪っているものを減らす。
毎月続く固定費を見直す。
繰り返す作業を仕組みにする。
制度や支援を使う。
必要なときは、お金で時間を買う。
経験を将来につながる形で残す。
そして、体力を守る。

こうした小さな見直しの積み重ねです。

発達障害のある姉妹を育てながら、
仕事も家事も将来の準備も、
すべて完璧に進めることはできません。

母親だからといって、
何でも一人でできるわけでもありません。

だから私は、
もっと頑張って時間とお金を増やすのではなく、

頑張らなくても減りにくい暮らし

をつくりたいと思っています。

時間とお金を増やすことは、
数字だけを増やすことではありません。

安心して休める時間。
子どもの話を聞ける余裕。
困ったときに選べる支援。
将来に向けて少しずつ進める力。

そうした暮らしの余白を、
少しずつ取り戻していくことなのだと思います。

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